インフルエンザ治療薬の一覧表に加わるキャッツクロー

インフルエンザは一昔前には有効な治療法がなく、自然治癒に任せるしかありませんでした。しかし、有効性の高い治療薬が登場したことによってその認識も変化することになっています。ノイラミニダーゼ阻害薬に分類されるインフルエンザ治療薬が市場に登場し、同様の作用メカニズムを持つ医薬品が次々に開発されました。その一覧表も容易に入手可能になっており、違いや特性について理解できるようになっています。臨床現場で用いられている四種類の治療薬はいずれもノイラミニダーゼ阻害薬であり、その剤形の違いや持続時間の違いが一覧表では特記されているのが一般的です。こういった治療薬に続いて、別の作用メカニズムでの医薬品開発も進められてきていることから、今後も一覧表に掲載されるインフルエンザ治療薬が増えていくことが期待されます。一方で、厚生労働省によって医薬品としての認可が下ろされていなくても、民間にはインフルエンザに対して有効ではないかと示唆されるものが多数存在しています。キャッツクローはそういったものの一つであり、サプリメントとして利用されているものです。キャッツクローはアカネ科の植物であり、その根や樹皮からの抽出物がサプリメントとされているのが一般的であり、気管支喘息や関節炎、リウマチなどを持つ人に愛用されています。そのメカニズムこそ不明ではあるものの、キャッツクローを愛用する人の間では免疫力を高める効果があると信じられています。その結果として、インフルエンザにかかりにくかったり、かかっても重症にならなかったり、治りが早かったりするという口コミがなされるようになっています。こういったものに科学的根拠が伴えば医薬品としての活用も可能になり、治療や予防の選択肢として一覧表に掲載されるようになるでしょう。